ぎっくり腰はクセになる?再発する人・しない人の違いとは?【札幌市西区・柔道整復師が解説】

こんにちは!
じんぼ札幌市西区にある琴似じんぼ整体院の院長、神保です。
「ぎっくり腰は一度なるとクセになる」
そんな話を聞いたことはありませんか?
実際、ぎっくり腰を何度も繰り返す人がいる一方で、一度きりで再発しない人もいます。
では、この違いはどこにあるのでしょうか。
本記事では、
なぜぎっくり腰が再発するのか
なぜ“腰だけの治療”では防げないのか
を医学的にわかっていることを踏まえながら、柔道整復師の臨床視点でわかりやすく解説します。
ぎっくり腰も、腰痛全体の一部に過ぎません。
腰痛の原因を体系的に知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ 腰痛の原因は腰じゃない?本当の原因を柔道整復師が解説
ぎっくり腰は「クセ」ではなく「条件」が揃うと起こる


まず大切な前提として、ぎっくり腰は腰が壊れた状態ではありません。
医学的には、ぎっくり腰は急性腰痛症と呼ばれ、明確な損傷が画像検査で見つからないケースが大半です。
急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)は、胸郭下から臀部までの急性発症の痛みとして定義され、多くは特定の構造異常を伴わない非特異的な腰痛とされています。また、自然軽快するケースが多く、安静よりも可能な範囲での活動維持が推奨されています。
参考:PMC
ぎっくり腰(急性腰痛)は再発率が高いとされ、発症直前の物理的・心理的トリガーがエピソードリスクを増加させる可能性が示唆されています。
参考:PMC
多くの場合、ぎっくり腰は
・疲労の蓄積
・ストレス
・睡眠不足や不摂生
・体の使い方の偏り
などが重なったときに、体が「これ以上動くと危険」と判断し、
瞬間的に筋肉を強く固める“防御反応”として起こります。
ぎっくり腰を繰り返す人に共通する6つの要因


① 痛みが消えても「防御モード」が解除されていない


ぎっくり腰の痛みが数日〜数週間で落ち着くと、
「治った」と感じる方が多いです。
しかし実際には
・体の緊張バランス
・動きのクセ
・無意識の防御反応
がそのまま残っていることが少なくありません。
この状態では、体は再び同じ動きを「危険」と判断し
同じパターンでぎっくり腰を起こします。
② 静脈のうっ血による回復力の低下


背骨や骨盤まわりの静脈には、
血液の逆流を防ぐ「弁」がほとんどありません。
そのため
・動きが少ない
・呼吸が浅い
・姿勢が固定されている
状態が続くと、血液が滞りやすくなります。
この循環の滞り(うっ血)が続くと、組織は酸素不足になり、痛みを感じやすい環境になります。
※これは「画像検査に写らない腰痛」の代表的な背景要因の一つです。
③ 内臓と膜(ファシア)の引きつれ


腰痛の多くは、腰の筋肉そのものではなく
内臓を支える膜(ファシア)の動きの悪さが関与すると考えられています。
- 食べ過ぎ
- 飲み過ぎ
- 胃腸の疲れ
によって内臓が重くなると、それを吊るしている膜が引っ張られ
骨盤や腰椎に負担が集中します。
また、内臓の疲れは神経反射を通じて、同じ高さの腰の筋肉を無意識に固めます。
④ 呼吸が浅くなり「体の内圧」が保てない


本来、体幹は
・横隔膜(上)
・骨盤底筋(下)
・腹筋群(前)
・背骨・背筋(後)
で作られた箱構造(内圧システム)で支えられています。
しかし、
- デスクワーク
- ストレス
- 浅い呼吸
が続くと、この内圧が保てなくなります。
すると、腰は「支え」を失い、
筋肉を固めて代償するしかなくなり、
ぎっくり腰が起こりやすくなります。
⑤ 過去のケガや中枢リズムの乱れ


・足首の捻挫
・尻もち
・出産後の体の変化
・交通事故の既往
などがあると、動きが悪くなり
体は無意識にバランスを補正し続けます。
特に骨盤中央の仙骨は、脳と脊髄を包む「硬膜」とつながっており、
ここに緊張が残ると全身が緊張しやすくなります。
⑥ 不安・恐怖による「痛みの学習」


「またやったらどうしよう」
という不安は、体にとって強いストレスです。
脳が痛みを記憶してしまうと、些細な動きでも防御反応が起こり
ぎっくり腰を繰り返すループに入ります。
ぎっくり腰において、重要な「システムの中心」となる骨盤


ぎっくり腰や慢性腰痛では、骨盤を“システムの中心”として捉えることで理解しやすくなります。
骨盤の役割
・体の圧力を分散する
・呼吸と連動する
・内臓・膜・循環のハブになる
骨盤は呼吸や姿勢変化の際に微細に動いて体のシステム調整をしています。
骨盤がうまく機能していないと
- 循環が滞る
- 腹部の内圧が保てない
- 筋肉が防御的に固まる
結果として、ぎっくり腰が起こりやすくなります。



骨盤の働きを整え、全身の機能を回復することが、ぎっくり腰の早期改善への近道です!
ぎっくり腰のときにやってはいけないこと
・無理に動かす
・痛みだけを我慢する
・原因を腰だけに限定する
これらは、防御反応を強める原因になります。
また、痛みが激烈に強い場合は医療機関で検査を受けることが大切になります。
まとめ|ぎっくり腰が再発しないために
ぎっくり腰を繰り返す人は、
・循環
・呼吸
・膜の引きつれ
・骨盤の機能
といった全身のシステムが整っていないまま、痛みだけが落ち着いているケースが多くあります。
再発を防ぐためには、骨盤を中心とした機能の回復を図るとともに、全身の柔軟性を高めていくことが重要になります。
しつこい腰痛が続いている方は、単なる姿勢の問題ではなく、体の使い方全体を見直す必要があります。
こちらの記事もご覧ください。
札幌市西区でぎっくり腰にお悩みの方へ


当院では
・柔道整復師の国家資格
・整形外科・接骨院・慢性腰痛専門院での臨床経験
・腰だけでなく、全身のバランスと働きを評価する視点
をもとに
「なぜこの腰痛が続いているのか」
「どこを整えると楽になりやすいのか」
を分かりやすくご説明しながら施術を行っています。
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そんな方こそ、一度“腰だけを見ない視点”で体をチェックしてみてください。
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